⚠ ATTENTION: This is a Personal Engineering Log

この記事は、筆者(Shirase)が構築した投資システムにおける「個人の検証記録(ログ)」であり、特定の銘柄への投資勧誘や金融商品取引法に基づく投資助言を目的としたものではありません。掲載されているコード、計算式、銘柄分析は、あくまで私の環境下での出力結果です。読者様の環境(資産状況)での動作(利益)を保証するものではありません。免責事項に関する詳細は「Risk Disclaimer」をご参照ください。

2026年1月の運用ログ(Monthly Report)です。
今月のハイライトは、私のポートフォリオにおける「負の遺産」であり、戒めとして保有していた東邦亜鉛(5707)の完全清算です。
また、積極的な銘柄入れ替え(リバランス)とスイングトレードにより利益を積み上げましたが、一方で資金管理の甘さにより、欲しい銘柄を買えない「機会損失」も発生した1ヶ月でした。

1. 売買ログ:IN(新規・買い増し)

「コア枠の再定義」に基づき、環境・インフラ・水素関連銘柄を重点的に追加しました。

🏗️ Core Stack(守りの資産・長期保有)

銘柄 取得単価 選定理由 / 意図
エヌ・ピー・シー (6255) 721円 太陽光パネルのリサイクル需要狙い。5〜10年スパンでの法規制強化を見越した環境インフラ枠。
日本エアーテック (6291) 1,220円 クリーンルーム設備。バイオ・半導体産業の必須インフラとして長期需要あり。
アシードHD (9959) 790円 飲料・自販機ビジネス。配当利回りと優待のバランスを評価し、インカム枠として採用。優待も魅力。
田辺工業 (1828) 2,763円 プラント建設。優待&配当狙いの典型的コア銘柄。優待も魅力。
いすゞ自動車 (7202) 2,495円 【水素テーマ】 グリコ・鴻池運輸によるFCEV(燃料電池車)導入事例を受け、商用車の水素化は「いすゞ」が主導権を握ると判断。
いちよし証券 (8624) 1,115円 相場総崩れ時の押し目買い。配当狙い。(※その後、短期反発で利確済み)

🧪 Satellite Stack(攻めの資産・スイング)

銘柄 取得単価 選定理由 / 意図
Synspective (290A) 1,183円 宇宙セクター。アクセルスペースに続く衛星データ銘柄として実験的に追加。
電力株群
(東電/九州/東北/北海道)
- 電力セクター全体の下落局面を利用したスイングトレード用途。ボラティリティを利益に変える短期枠として運用。

2. 売買ログ:OUT(売却・利確)

今月は「含み益が出たら細かく利確」を行い、手元資金の回転率を高めました。

💰 1月の確定損益(Output)

+29,380円

税引前 ✅ 損切りなし

🎉 特別対応:過去の負の遺産の清算

  • 東邦亜鉛 (5707):全売却 (+9,900円)
    長年、ポートフォリオの汚点(含み損の象徴)として戒めのために保有していましたが、レアアース関連のニュースによる急騰でまさかのプラス転換。
    「感情を排し、構造で勝つ」のルール通り、ニュースで一時的に上がった株価は維持できないと判断し、即座に利確してポートフォリオから外しました。
    これにより、長年の懸案だった「塩漬け株」が消滅しました。
  • 日本取引所グループ (8697): +3,840円他
    高値掴みしていたポジションを調整。スイングで微益を積み重ね、取得単価を最適化。
  • ニチレイ (2871): +700円
    配当・優待の魅力が薄く、資金効率が悪いため売却。
  • 電力株・いちよし証券・NPC:
    サテライト枠および一部コア枠の短期上昇分を利確。現金を確保するための措置。
  • リバーエレテック (6666): +2,400円
    高配当銘柄への乗り換えのため、一部ポジションを縮小。

3. WAIT(買わなかったもの・買えなかったもの)

「GO」の判断は出ましたが、資金不足や条件が合わず見送った事例です。

⛔ 資金枯渇による機会損失

  • 鴻池運輸 (9025):
    水素トラック導入など材料は豊富で喉から手が出るほど欲しかったのですが、他銘柄へのエントリーで現金が不足しており購入不可。
    資金管理(キャッシュポジション)の甘さが露呈しました。押し目を待ちます。

⛔ 条件不一致(指値に届かず)

  • リバーエレテック / J-TEC / 食品株(ハウス/カゴメ):
    監視していましたが、設定した「押し目ライン」まで価格が落ちてこず。高値掴みを避けるためスルーしました。

4. QUEUE(来月の監視・定点観測)

2月以降のアクションプランです。

🔭 買い観測(監視リスト)

  • 鴻池運輸 (9025):
    グリコとのFCEV(燃料電池トラック)共同導入は、物流脱炭素化の重要なマイルストーン。水素社会の実需銘柄として最優先で監視。
  • いちよし証券 (8624):
    配当の安定性を評価。今回利確した分を、押し目で再度コア枠として買い戻したい。
  • 京王電鉄 (9008):
    陸運セクターのコア候補として新規選定。
    東京西側への輸送インフラとして極めて重要であり、インバウンド需要も堅調です。特に評価したのは「沿線開発の安定性」と「資金面の落ち着き」です。中長期的には大規模な入れ替え投資の予定がなく、安定したキャッシュフローが見込めます。配当・優待のバランスも良く、安心して持てるインフラ株です。

👋 売り観測(売却予定)

  • 電力株 (東電/北電):
    スイング用途のため、深追いせず利確ラインで機械的に売却。
  • 共栄タンカー (9130):
    決算またぎのリスクを回避するため、半数を利確して他の安定コア株へ資金を回す予定。

5. Core・Satellite枠の入れ替え(リバランス状況)

今月の売買を経て、ポートフォリオの構成を以下のように更新しました。
電力株をサテライト(スイング)枠として明確化し、いすゞなどをコアへ固定します。

Category Code Name Status
Core 7202 いすゞ自動車 New / 水素物流
Core 1828 田辺工業 New / 優待配当
Core 1420 サンヨーホームズ Update
Satellite 9509 北海道電力 Swing
Satellite 9501 東京電力HD Swing
Satellite 9506 東北電力 Swing
Satellite 290A Synspective New / 宇宙

1月は「東邦亜鉛」という⻑年の重荷を下ろせたことが最大の成果です。
しかし、鴻池運輸を資金不足で逃すというミスもありました。現金の維持は、暴落時の備えと同じくらい重要だと痛感しています。
来月は焦らず、押し目を拾う「待ちの姿勢」を徹底します。