⚠ ATTENTION: This is a Personal Engineering Log

この記事は、筆者(Shirase)が構築した投資システムにおける「個人の検証記録(ログ)」であり、特定の銘柄への投資勧誘や金融商品取引法に基づく投資助言を目的としたものではありません。掲載されているコード、計算式、銘柄分析は、あくまで私の環境下での出力結果です。読者様の環境(資産状況)での動作(利益)を保証するものではありません。免責事項に関する詳細は「Risk Disclaimer」をご参照ください。

日々の運用、お疲れ様です。KABU STACKです。
本ブログでは、毎月末に中長期のポートフォリオ全体を評価する「Monthly Report」を公開しています。

2026年8月は、前月までに確保したキャッシュポジションの余力と、システムにおける「★ナンピン」アラートの減少を背景に、積極的な新規割安銘柄の開拓とポートフォリオの多角化(リファクタリング)を力強く推し進めた1ヶ月でした。
野村不動産、三協立山、サンリオ、カネコ種苗、フジオーゼックスなど、特定のセクターに依存しない防衛力の高いアセット配置を進める一方で、住友電気工業やサンリオを用いたマニュアル通りのボックス往復(スイング)が驚くほど綺麗に決まり、キャッシュフローの効率的な還流を実感できた記録です。

💰 2026年8月の確定売買益

+39,340円

税引前

※今月はすべてスイング用途(住友電工・サンリオの波形トレード)の売却のみで利益を確定しました。無駄なポジションをホールドし続けず、値幅を狙ってスマートにキャッシュへと換還流させています。

1. 売買ログ:IN(新規・買い増し)

今月はポートフォリオのセクター分散(多角化)を進めるため、多くの新規優良株を様々な業界から積極的に仕込みました。

取引日 銘柄名 数量 買値 理由・振り返り
8/3野村不動産ホールディングス100902円【新規イン】念願の野村不動産を取得。900円割れには至らなかったものの許容範囲内でコア枠入り。
8/3アイ・グリッド・ソリューションズ100700円ルールに基づきナンピン追加。平均取得を押し下げ。
8/7住友電気工業1002,062.50円前の買値より下がったボックス底で再イン。スイング用として確保。
8/10サンリオ1001,270円【新規イン】日本が誇る強力なIP銘柄として長期上昇を期待しイン。コア枠。
8/12三協立山100658円【新規イン】サッシ大手。高断熱ガラスなど気候変動(温暖化)による需要を狙い超長期コア枠。
8/12サンリオ1001,215円ナンピン計算ルールに基づき100株追加。
8/17リプロセル100149.9円【新規イン】バイオのサテライト枠として新規追加。
8/18サンリオ1001,190円最終目標500株に向け、ルール外の戦略的買い増し。スイングを併用し単価引き下げを狙う。
8/19カネコ種苗1001,612円【新規イン】農業・種苗枠。今後の食料安全保障の観点から極めて重要。コア枠。
8/19千代田化工建設100680円ナンピンルールに沿って追加。
8/19フジオーゼックス1001,835円【新規イン】大同特殊鋼の優良グループ企業として追加。コア枠。
8/19サンリオ1001,175円500株目標に向けた戦略的な買い増しを実行。
8/20住友電気工業1002,160円スイング用として、ボックス内の安全なタイミングで再イン。
8/20モダリス40032.10円既存バイオサテライトを買い増し。ポジションをキリ良く計1,000株に調整。

2. 売買ログ:OUT(売却・利確)

今月はすべてスイング目的での取引を利確。感情を完全に排除し、マイルール(投資OS)を忠実に動かした結果、極めて効率的に利益を回収できました。

取引日 銘柄名 数量 売却損益 理由・振り返り
8/4住友電気工業100+12,690円高値を抜けてしっかりと含み益が出たところで売却。ファーストスイング完了。(2,100円→2,226.9円)
8/12住友電気工業100+21,560円底値からある程度戻したため、確実に手放し。セカンドスイングも大成功。(2,063円→2,278.6円)
8/14サンリオ100+3,690円含み益に転換したため、マイルールに従い「1単位あれば十分」として半分を安全に利確。(1,243円→1,297.9円)
8/20サンリオ100+700円平均取得単価を超えたところで1単位スイング売却。500株をローリスクで目指すための単価引き下げ。(1,203円→1,210円)
8/24サンリオ100+700円含み益の状態で再度100株まで落とし利確。戦略通りのスイングを淡々と遂行。(1,203円→1,210円)

3. WAIT(買わなかったもの)

  • 日本金銭機械(6418): 前月の指値消し忘れによる全売却後、再インのチャンスを探っていますが、なかなか値が下がらず今月は仕方なく見送りとなりました。
  • オカムラ食品工業(2938): 優待の魅力とディフェンシブな食品セクター強化のため狙い続けていますが、希望値に刺さらずに継続して見送りです。

4. QUEUE(来月の監視)

来月にかけての監視リストおよびTOB発生銘柄の出口戦略です。

🛒 買い観測

  • オカムラ食品工業: 食品枠と優待の観点から、安値下落時を辛抱強く待機。
  • 日本金銭機械: 再インの機会を引き続き観測。
  • 酉島製作所(6363) / カナデビア(7105): インフラ・水関連エンジニアリング枠として、ポートフォリオの国策防衛テーマ強化のため新規監視リストに登録。

💸 売り観測

  • 東京電力HD: 足元で株価が盛り返してきているため、どこかで半分(1単位)利確して余力を高めたい。
  • シード: TOB(795円)が発表されたものの、優待や将来性に非常に愛着があるため即売却せず、売り時を慎重に吟味。
  • 日本板硝子: 売れるチャンス(プラ転や好需給)が来れば、すぐにでも全売却してポジションを整理したい。
  • 住友電気工業: 現在保有するスイング玉を、再び高値圏で売り抜けるタイミングを狙います。

5. Core・Satellite枠の入れ替え(リバランス)状況

今月は新規調達・多角化に伴い、各枠組みの再定義と整理(リファクタリング)を大胆に実行しました。

銘柄名(コード) 変更・リバランス内容
サンリオ(8136)→ コア枠へ新規追加(スイング併用し500株目標)
ノイルイミューン・バイオテック(4893)→ コア枠(長期設計として再配置)
三協立山(5932)→ コア枠へ新規追加(気候変動テーマ)
リプロセル(4978)→ サテライト枠へ新規追加(バイオ分散)
野村不動産HD(3231)→ コア枠へ新規追加(不動産セクター追加)
カネコ種苗(1376)→ コア枠へ新規追加(農業・食料テーマ)
フジオーゼックス(7299)→ コア枠へ新規追加(大同特殊鋼グループ・優良技術)

8月は、愛着のあったシード(7743)のTOB発表など、感情的な葛藤を伴う局面もありました。しかし「感情を排し、システムを淡々とアップデートする」のがKABU STACKの真髄です。
地合いが回復したことで「★ナンピン」アラート点灯銘柄が低位サテライト株ばかりとなり健全性が保たれている今、獲得したキャッシュと新規追加したコア多角化銘柄は、次なる相場変動を乗りこなすための最高の盾と矛になってくれるはずです。
来月もルールベースの運用を淡々と執行していきます。