⚠ ATTENTION: This is a Personal Engineering Log

この記事は、筆者(Shirase)が構築した投資システムにおける「個人の検証記録(ログ)」であり、特定の銘柄への投資勧誘や金融商品取引法に基づく投資助言を目的としたものではありません。掲載されているコード、計算式、銘柄分析は、あくまで私の環境下での出力結果です。読者様の環境(資産状況)での動作(利益)を保証するものではありません。免責事項に関する詳細は「Risk Disclaimer」をご参照ください。

日々の運用、お疲れ様です。KABU STACKです。
2026年3月の運用ログ(Monthly Report)です。

今月はイラン情勢などに端を発する相場全体の悪化を受け、手元の「現金(キャッシュ)」を増やすためのディフェンシブな売却を余儀なくされる場面が目立ちました。
一方で、下がったところを狙って「核融合」「半導体」「防衛」といった次世代テーマのコア銘柄をしっかり仕込むことができ、ポートフォリオの土台を強化した1ヶ月でもありました。

1. 売買ログ:IN(新規・買い増し)

今月は「自分が考えるコア枠の定義(将来的にこうなってほしい世界)」に沿って、新規株の購入を積極的に進めました。
また、スイングトレード(短期売買)と並行して、タイミングを見計らった買い戻し(平均単価の引き下げ)も実施しています。

🌱 次世代テーマを担う新規コア枠

  • 浜松ホトニクス(6965): 次世代エネルギーである「核融合」関連銘柄として追加。
  • 旭精機工業(6111): 「防衛(弾薬・精密部品)」「半導体装置加工」「FA(工場自動化)」の枠として、名証からピックアップ。
  • 新東工業(6339): 半導体設備や、水素関連部材の製造ラインとしての伸びを期待。
  • アテクト(4241): 半導体関連銘柄の補強として追加。

🏗️ 継続的な積み増しと買い戻し

  • 千代田化工建設(6366): 長年の「期待枠」として、1,000円を割ったところを中心に保有数を着実に積み増しています。
  • 買い戻し・単価下げ(ピジョン、セブン銀行、大王製紙など): 一旦利益確定しつつ、下がったタイミングで買い戻して平均取得単価を下げる立ち回りが機能しました。(ただし、電力株やセブン銀行の一部で少し高値掴みしてしまったのは今後の反省点です)

2. 売買ログ:OUT(売却・利確)とTOBの動向

💰 3月の確定損益

+27,090円

税引前 ⚠️ 日経ベアの損切り(-15,800円)を含む

今月は相場全体の地合いが悪かったため、「現金(キャッシュ)の保護」を最優先とした売却が目立ちました。

🛡️ 現金化のためのディフェンシブな売却

本来であれば長期ホールドしておきたかったカナデビア、フマキラー、KDDI、エヌ・ピー・シー、日本エアーテックなどですが、全体相場の悪化に備えて手元の現金を厚くするため、やむなく一部を売却・利益確定しました。
「相場が悪い時は現金を確保する」というマイルールに従った結果です。

🔄 市場のイベント(TOB・MBO)に絡む動き

今月は企業の買収(TOB)に関連するニュースが保有銘柄に影響を与えました。

  • 日本板硝子(5202): 株式非公開化の思惑から高騰。短期利益を狙って飛び乗りましたが、「もう少し高く売れるのでは」と欲張った結果、売り損ねてしまったのは大きな反省点です。
  • デンソー(6902): ロームの買収報道を受けて株価が下落したため、これを好機と捉えて買い増し(ナンピン)を行いました。

3. WAIT(買わなかったもの・売らなかったもの)

投資においては「何もしない(待つ)」という判断も重要です。今月、あえて動かなかった銘柄を記録します。

  • キッズウェル・バイオ: ほぼ実質コストゼロの「恩株」となっており、売却も考えました。しかし、長期スパンで見たときに再び高値へ戻る可能性を排除しきれなかったため、最終的に「保持(ホールド)」を選択しました。
  • 岩谷産業: 取得単価2,065円で保有しており、含み益と含み損を行ったり来たりしていますが、「水素銘柄のド本命」であるため、目先の値動きに惑わされず保持しています。
  • ダイヤモンド半導体関連: 今月は過熱感を警戒し、追加購入を見送りました。

4. QUEUE(来月の監視銘柄)

4月以降、以下の銘柄を重点的に監視し、タイミングを見て売買(実行キューへの追加)を行います。

🔭 買い観測(押し目・ナンピン狙い)

  • Synspective (290A): サテライト枠として新規追加を狙います。
  • 京王電鉄 (9008): 1/5の株式分割で株価が下がり、買いやすくなったタイミングを狙います。
  • ナンピン追加候補: ペプチドリーム、三井ハイテック、マクセル、東京電力HD、日本アクア、日本金銭機械、アテクト、アクセルスペースHD、浜松ホトニクス
    ※現金比率に余裕ができているため、計算アルゴリズムに沿って機械的に追加を検討します。

👋 売り観測(利確・買い直し狙い)

  • 東京電力HD、日本板硝子、浜松ホトニクス:
    直近で高値掴みしてしまっている部分や、売り逃してしまった分について、反発したところで一旦売却し、再度下がったタイミングでの買い戻しを狙います。

5. Core・Satellite枠の入れ替え(リバランス)状況

現金を確保するための売却(OUT)と、新たなテーマ株の仕込み(IN)によって、ポートフォリオの中身が大きく入れ替わりました。
期待の千代田化工や浜松ホトニクスが「Core」としてしっかり組み込まれています。

Category Code Name Status
OUT6255エヌ・ピー・シー売却済み
OUT3880大王製紙売却済み
OUT4998フマキラー売却済み
OUT9433KDDI売却済み
Core6111旭精機工業New
Core6339新東工業New
Core4241アテクトNew
Core6366千代田化工建設New
Core6965浜松ホトニクスNew
Satellite9501東京電力ホールディングスNew (スイング)
Satellite5202日本板硝子New (スイング)

3月は、相場全体の不調に引っ張られる形でディフェンシブな立ち回りを要求されましたが、手元の現金を厚くしつつ、有望な次世代テーマ株(核融合、防衛、半導体)を安値で拾えたことは、中長期的に見ればプラスに働くと考えています。
人間の「欲」が出て売り逃した日本板硝子の失敗を反省し、来月も「感情を排し、構造で勝つ」運用を徹底していきます。