⚠ ATTENTION: This is a Personal Engineering Log

この記事は、筆者(Shirase)が構築した投資システムにおける「個人の検証記録(ログ)」であり、特定の銘柄への投資勧誘や金融商品取引法に基づく投資助言を目的としたものではありません。掲載されているコード、計算式、銘柄分析は、あくまで私の環境下での出力結果です。読者様の環境(資産状況)での動作(利益)を保証するものではありません。免責事項に関する詳細は「Risk Disclaimer」をご参照ください。

2025年12月の運用ログ(Monthly Report)です。
先月は、セントケアHDのMBOで強制的に現金化された資金(キャッシュ)を、次の候補へ再配分(デプロイ)する作業が中心でした。
また、上昇相場において「あえて買わない」という判定をアルゴリズムが出した事例についても記録します。

1. 売買ログ:IN(新規・買い増し)

コア(守り)とサテライト(攻め)の比率を維持しつつ、以下の銘柄を組み入れました。

🏗️ Core Stack(守りの追加)

銘柄 アクション 選定ロジック / 意図
SBIホールディングス (8473) 新規 金融セクターのコアとして追加。配当と成長のバランスを評価。
SBI新生銀行 (8303) 新規 IPO当選分をそのままコア枠へ組み入れ。銀行株ポートフォリオの強化。
マクセル (6810) 買戻し 全固体電池の本命。2024年2月に1,560円でエントリーし、1,840円で過熱感を検知して利確していましたが、調整を経て再エントリー。技術的優位性は変わらないため、コア枠で保有継続。
ODKソリューションズ (3839) 新規 システム開発系。財務健全性と優待インカムを評価してのコア入り。
ヤクルト本社 (2267) 新規 食品ディフェンシブ。値動きのマイルドさと優待・配当によるベースロード電源として。

🧪 Satellite Stack(攻めの実験)

銘柄 アクション 選定ロジック / 意図
ケア21 (2373) 新規 【リバランス】 MBOされたセントケア・ホールディングの代替として選定。介護業界の再編圧力は続いており、同業他社への資金移動を実施。
セルシード (7776) ナンピン バイオ・再生医療。含み損拡大に伴い、アルゴリズムに従って機械的にナンピンを実行。取得単価を引き下げ。

2. 売買ログ:OUT(売却・利確)

「感情」ではなく「ボラティリティ制御」と「資金効率」の観点から売却を実行しました。

  • リバーエレテック (6666):一部利確
    水晶振動子メーカー。IR一発で急騰し、その後全戻しする「ヒゲ」のようなチャートを描きがちです。
    コア枠ですが、高値掴みしている玉をIR急騰時に部分的に利確(ガベージコレクション)し、ポジションを最適化しました。
  • 東京電力HD (9501):全売却
    サテライト枠でのスイング狙いでしたが、想定より早く目標値に達したため利確(ショートカット)。
    長居は無用と判断しました。

3. WAIT(買わなかったもの)

「欲しいが、条件に合致しなかった」銘柄群です。
私のシステムでは、以下の銘柄に対して「Wait」信号が出ました。

⛔ エントリー見送りリスト

  • JKHD (9896)
    2025年6月時点の株価水準への回帰を待っています。現在のプレミアム価格ではリスクリワードが合わないと判断。
  • トクヤマ (4043)
    水素・半導体素材として魅力的ですが、こちらもJKHD同様、6月水準までの調整を待機中。飛びつき買いは厳禁。
  • 三菱マテリアル (5711)
    以前2,500円台で保有していましたが、現在は高値圏。非鉄市況のボラティリティを考慮し、安全域まで落ちてくるのを待ちます。

4. QUEUE(来月の監視)

1月以降、以下の銘柄を監視キューに入れます。

  • リバーエレテック (6666)
    今回利確した分を、株価が落ち着いた下値圏で再度ナンピン買い戻し、回転させる予定。
  • ジェイテックコーポレーション (3446)
    サテライト枠候補。核融合関連銘柄として技術的特異点に賭ける枠で検討中。
  • ハウス食品G (2810) / カゴメ (2811)
    コア枠・優待目的。食品セクターのディフェンシブ性を高めるため、押し目を狙います。

12月は「セントケアMBO」という強制イベントがありましたが、それをケア21や新規コア銘柄へ冷静に再配分できました。
市場が過熱しても、自分の設定した「買値」が来るまでは手を出さない。
来年もこの規律(プロトコル)を守って運用していきます。